こんちにちは。
プリント基板設計ネット通販『設計天国』の田中です。
前回の恥ずかしながらの告白に続き、手配トラブル発生の言い訳なコラムです(><)
開発者/開発会社の部品調達御担当さまには、よくあることだろうと痛感/共感して頂けたら
幸いと思って書いている、言い訳がましいコラムです。
主題は、部品手配のトラブル、です。
≪部品手配トラブルの”あるある”≫
その1.見積時には在庫があったのに手配時にはなくなってしまい、慌てて代替検討。
その2.無事に代替品を確認して手配して出荷の案内がされた。。。。その後に、実装委託先さまから「部品が来ていない」と連絡を受ける。慌てて調べた出荷明細で、「在庫なし回答」を見逃していて、慌てて追加手配。もしくは代替部品の手当。
その3.1枚当たりの必要個数の試算間違いして、個数が足りず、実装委託先さまから「員数不足」と連絡を受けて、慌てて追加手配。
その4.手配した部品にSuffixがあり、そのSuffixが実は梱包や荷姿の違いの表示ではなく、フットプリント形状の違いであり、実装対応不可を誘引。
その5.あったはずの在庫がもうなくなてってしまい、代替部品もなく、お客様に部品変更/回路変更のお願いを余儀なくされた。
「その5」のケースが一番、心が痛みます。お任せ頂いて、大丈夫だとお伝えしたのに、
ダメでしたってご連絡するのは、手と声が震えます。。。
お詫びを快くお受け頂いてもなお、心引きずられる一番記憶に残すケースです。。。。
その他にも不可避な、でも心を引きずってしまうケースを読者様でご経験されておられましたら、ぜひ、「お問い合わせ」からお教えください。共鳴したく(_ _)
機械的なシステム的などうにかミスがなくなる仕組みを考案したいのですが、なかなか思いつかず、二重チェック、三重チェック、というアナログな人海戦術に陥っている現状です。どなたか、良いアイデアをお持ちでしたら、お教えください(_ _)
部品の確保がとてもタイトな今、必要という確定ランプが灯った時点で、確定=発注してしまうのが最良ですね。
半導体関連だけでなく、樹脂が絡むコネクター、コンデンサーもとても逼迫し始めています。いつまで続くのか、たぶん誰も、自信や約束を持って言える人はいない、2021年8月、ではないでしょうか?
とにかく電子回路基板を作って世の中に出すために、それに必要なものの確保は、過剰となってしまっても、今は(2021年年内くらいは)行わざるをえないのではないでしょうか?
焦って手配をするとトラブルが起きる可能性が上がってしまうのは、よくあること。それならトラブルを避けるためには、焦る手配をしない状況にしたいですね。
生板や、保管環境を指定する部品は、単純にはできませんが、保管環境を特別に管理しなくてよい部品で汎用性が高いなら、手元に置いてしまっておきたいですね。弊社も弊社の協力会社さまも、資本の許す限り、「お客様のため」できる限りのことはしますので、困ったらご相談を頂きたいと思っています。
整理整頓ができたなら、弊職が頼り切っているサプライヤーさまのご紹介を本コラムで行えたらと思う次第です。
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
ご意見、ご感想などありましたら、ぜひ、ご連絡下さい。