こんちにちは。
プリント基板設計ネット通販『設計天国』の田中です。
今回のコラムは、恥ずかしながらのトラブルについての報告・カミングアウトです
私の主業務は、コラム執筆ではなく、営業回りや協力会社さん回りや、ご委託品の手配・管理となります。
そこで「多忙さ」を言い訳に、手配に絡むトラブルを起こすことがあります。
トラブルに関しては、サプライヤーのみなさまのご支援もあり、お客様との約束納期に遅滞を起こさずにすませられています。
サプライヤーの皆さまのお陰様で、納期遵守率100%の実績を上げられていますが、納期遵守率を自慢する気がしません。サプライヤーさまからも同意見を頂くのですが、契約なので守っていて当たり前だと思っています。弊社のサプライヤー様も納期遵守率100%を誇らしげに掲げません。
またお客様も、どうしようもないことがおきたなら「しょうがないよね」とご理解下さるわけですから。
余談はさておきまして、本題の手配に関わるトラブルの内容をお伝えしてみようと考えました。
手配トラブル、1位・・・・部品手配
手配トラブル、2位・・・・基板・実装製造関連の連絡間違い
2位の基板製造関連の連絡間違いは、基板設計会社ならではかもしれない、と
思ってしまう部分があります。
基板設計完了→製造用データ出力=GBアウトが、ほぼ同時進行で行われるので、
当初計画していた仕様の変更に追い付ていないくて、製造仕様の変更連絡が遅れてしまうケースが頻繁にあります。
また設計=CADを中心に捕らわれていると、データを2次元的/平面的/絵柄的に観ることは卓越しているのですが、3次元的/厚み方向や層間/上下への突起など、CADソフトでは関知しない、基板の製造性へのフォローが疎かになってしまいます。
そんな3次元的な内容の伝達についてはサプライヤー様と協議して、紙面にしてお伝えしようと協議させて頂き、仕様書を起すように致しました。
そうしても時折、「データと指示書が違う」というケースがありサプライヤー様から、データと指示書のどちらを正にしますか?という確認の連絡を頂くときがあります。
このような指示書とデータが違うということは、あってはいけないのですが、起きてしまう”あるある”で、このようにご連絡をくださるサプライヤー様とだけ、お付き合いをさせて頂いております。
弊社のワンストップサービスは、そういったご協力を下さる”サプライヤー様ありき”のサービスになっております。
補足ですが、弊社内でもタッチの差ですが、「製造仕様書」と「製造データ」の違いを確認するように「製造仕様チェックリスト」を作成することを標準にしています。
社外にお渡ししたデータが、「製造可能なデータ資料なのかどうか?」、「当初にご連絡した内容と相違が無いか」、
サプライヤー様と弊社で同時並行的に、データと製造指示の再確認(=間違いの有無)を確認するようにして、正しいものを作ってご提供するようにしています。
アートワーク・基板製造・部品実装・部品手配・メタル版手配を、個別にされているお客様は、とても大変だろうと思います。
その手間をご支援するのが、弊社のワンストップサービスですので、多少の管理費で済むなら頼もうか、とお考えのお客様は、いつでも弊社にご相談・お問い合わせください。
精一杯に対応させて頂いております。
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
ご意見、ご感想などありましたら、ぜひ、ご連絡下さい。