コラム34 【ほぉ~・へぇ~・はぁ~・とうなっている日々が続きます】

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 こんちにちは。
 プリント基板設計ネット通販『設計天国』の田中です。

 弊社シミュレーション技術者とある日の会話です^^;

 田中)「回路図をぱっと見ただけで、どこがシミュレーション対象かとか、シミュレーションした方がよさそう、しなくてもよさそうとか、わかるんです?」

 SIM技術)「えっ!!!いやいや、普通でしょそれくらい(笑)えっ???田中さんもしかして、、、、」

 田中)「・・・・」;^_^A
 不肖、わたくし、わかりません・・・前回のコラムに引き続き、勉強すべきこと、身に着けるべきこと、山ほどあります。好みの本ばかり読まず、技術習得も急いでします・・・・

 この手の会話が、私と社内技術者との日常的に行われている会話です。。。辛抱強く教えてくれる技術者に、いつも感謝です。

 代わりにとなりますが、私は基板製造出身ですので、製造に関わることなら伝えますので、
伝達しあう”持ちつ持たれつ””技術知識の継承”を行っています。

 ところで、基板設計業界として、今後も続いていく懸念があります。
 それは、アナログ系、電源系の設計の継承。
当社でもご委託頂く件数が年々、減少傾向にあるため、伝承する機会が減っており、常時、新規のお客様からの電源系の設計ができる技術者が5名ほどとなってしまっています。
 
 デジタル仕様とは違ってアナログ電源系は、一つ一つの基板でコンセプトやコンストレインが違うため、一つ一つをそれぞれに仕上げていくというノウハウが必要で、そのために、数多くの設計に触れることがノウハウの継承の道。
アナログ電源系に限っては受託件数が減少しつつあり、ノウハウ継承を途切れさせる懸念となっています。
 
 基板設計業界も、労働環境などの構造の変革が必ず起こります。その時が近づいてから、
ノウハウがない、対応できる技術者がいない、などということを起こさぬよう、日本一の基板設計会社を自負して、業界の底上げに力を入れていきます。

 今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
ご意見、ご感想などありましたら、ぜひ、ご連絡下さい。